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部って作れないのかしら?
作れるの?
教えて教えて!
説明するわ。
今回は、中学の部活の作り方として
- 条件
- 流れ
など、体験談を含め、流れを説明したいと思います。
Table of Contents
中学で部活を新しく作る方法は?
何の準備なしに言いに行っても、「はいはい」って帰されちゃうわよ。
- 人数を集める
- 活動場所の確保
- 顧問を探す
まず、この3つが大事で、この3つができなければ、部を作るのは正直難しいです。
人数を集める
まず、一人でやりたい、作りたいと言っても、ほぼ不可能でしょう。
というのも、基本的に5人以上というのが条件というところが多いです。
人数の規定は、その部や学校の規定によっても異なりますが、最低人数を5人としているところが多いです。
その最低人数以上を集めることが条件ですが、団体競技であれば、試合に出るのに必要な人数+補欠人数を集めておいたほうがいいでしょう。
というのも、いざ部を立ち上げても、試合に出られなければ意味がないとされ、部の設立許可が下りないことも多いからです。
練習場所を探す
そして、部を立ち上げたとしても、練習場所がなければ活動ができないので、練習場所を探すのも大事。
体育館・武道場・運動場など、何部がいつどこを使用しているのかを把握し、練習場所を確保する必要があります。
バトミントン部なら、風の影響を受けない体育館が基本だと思うので、体育館の使用状況を確認する必要がありますね。
もし体育館が無理ならば、別な体育館の確保が必要ですが、学校以外が活動場所となると、使用料もかかる上に学校以外の活動となってしまうので部としての立ち上げは難しいです。
学校外になれば、クラブ・その他の習い事という枠組になります。
顧問を探す
そして、一番難しいのが・・・その部を担当してくれる顧問を探すことです。
顧問には、
- 部の管理
- 生徒への指導
という役割があります。
つまり、その役割を担ってくれる先生がいなければ、部の設立は難しいです。
教師にとって、部活の顧問という負担は大きなもの。
また、見る生徒数が多くなれば、それだけ顧問の仕事量も多くなるので、引き受けてくれるかどうかは・・・その先生によって異なります。
中学で新しい部活の作り方!流れを解説
動くべきは、大人なの?
それはちょっと違うんじゃない?
部活を作りたいという本気度を見せるには、大人の力うんぬんではなく、実際に部活を作りたいという子供たちの気持ちです。
- 人数を集める
- 練習場所の確保
- 顧問を探す
- 学校長に相談
まず、1は最低条件として、先生に話(希望)を伝える前にやっておくべきことですが、人数を集めたらまずは「部活を作りたい」という希望を教師・学校長に伝えることです。
それから練習場所の確保や顧問を探すこと、これは正直生徒だけでは難しいと思います。
先生に相談しながら進めることをオススメします。
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最初は、同好会から・・・という場合が多いです。
部活と同好会の違い
まず、意味を考えると・・・
- 学校などで授業以外に行われる活動=部活
- ある理由で部活と認められていない集り=同好会
という違いがあります。
同好会のままだと困ること
部として認められているわけではないので、
- 学校からの部活活動費(予算)が下りない
- 部室が与えられない
- 次年度人数が集まらなければ、そのまま同好会はなくなる
ということも考えられます。
同好会を部活にするためには
- 結果を残す
- 人数を増やす
必要なことは、同好会ができたら、どんどん大会等に出場し、まずは結果(成績)を残すことです。
そして、次年度、そのまた次年度・・・と、部員数を増やすことで、部として認められるようになります。
学校側からすると、一つの部活を作るということは、手間を増やす・仕事を増やすことになってしまうので、積極的に増やすことはしていません。
ですが、部の印象を良くし、「これはもう部として認めなければ」と思ってもらうことが大切です。
それは、大会結果はもちろんのこと、部員の日常生活・授業態度や成績も関係して、「あの同好会の子達は頑張ってていい子達だ」と好印象を与えることも大事でしょう。
中学で部活動立ち上げ体験談
小学校の担任に誘われ、6年生の終わりにハンドボールチームを作ったのがきっかけでした。
1ヶ月の練習で、小さな大会ですが出場し、見事勝利をしたことで、当時の私たちは「中学でハンドボール部を作る!」というやる気に。
ですが、校区内の中学には、男子のハンドボール部しかありませんでした。
そこで、人数を10人集め、学校長にハンドボール部を作りたいと話しに行きました。
そして、小学校でハンドボールを教えてくれた先生と、中学の男子ハンドボールの先生が知り合いだったこともあり、そこで話を通してもらい
- 顧問
- 活動場所
の確保が成功し、女子ハンドボール同好会の設立となりました。
ですが、部室はなく、いつも体育倉庫というあまり綺麗ではない場所で着替えをし、荷物を置かせてもらうということに。
練習は、男子と一緒のメニューなので、女子にとってはかなりハード。
休みもなく、土日や連休ごとに遠征・練習試合・・・と、部費の予算もなかったので、親の負担も大きかったと思います。
そんな中、3人きつさにくじけ退部・・・人数はギリギリに。
そして、次年度の入部は1名。
同好会自体の存続が難しい状況でしたが、ちょっとずつ成績を残せるようになってきて、その翌年度は5人以上の多く人数が集まり、私たちが卒業する頃にやっと部活として認められました。
今でも女子ハンドボール部が続いているのかどうかは分かりませんが、できないことはないということです。
関連記事)中学の部活が外部コーチになるって本当?メリット・デメリットを解説
最後に
学校によっても対応は異なります。
部を一つ立ち上げることは、先生たちにとっても面倒を増やすことなので、すぐにいいよとはいかず、バッシングも多かったです。
それにくじけず、断られ・反対され・批判されて当たり前と思って続けることが大事だったように感じます。
背の高い子たちが女子ハンドボール同好会に入ってしまったため、強豪チームであった女子バスケ部の有名顧問のあたりは強かったです。
ですが、授業態度は真面目に、そしてハンドボールも一生懸命頑張ってる、その姿を見せることで、先生たちの評価も変わってきました。
本気度・生活態度・向き合い方も考え、気持ちで学校側に向き合っていくことが大事でしょう。
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