陸上部長距離用シューズとは?必要なもの〜選び方までを解説します

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駅伝を見て感動し・・・

陸上部に入部したい!
長距離チームに入って、駅伝に出たい!

憧れを持って、陸上部の入部を決める方、多いですよね?

私も、毎年箱根駅伝を見て感動している人間の一人で、実際子供が陸上部長距離を始めるまで知らないことだらけでした。

そんな中の一つ。

陸上部って、とりあえずシューズ一足買っておけばいいでしょ?って思ってました・・・。

ですが・・・とんでもない!

今回は、陸上部長距離のシューズについて

  • 必要なシューズ
  • 選び方

とに分けて、説明したいと思います。

陸上部長距離のシューズとは?一足でいいの?

答えからいうと・・・

最低3足のシューズが必要です。

  • アップ用シューズ(トレーニングシューズ)
  • トラック用シューズ
  • ロード用シューズ(レーシングシューズ)

アップ用シューズ(トレーニングシューズ)

基本的に、練習の時に履いて走るシューズになります。

消耗品なので、高いものではなく、履きつぶして買い直すというのがオススメです。

  • 最初のアップ
  • ジョグ
  • ロング走
  • ペース走
  • ビルドアップ走
  • インターバル走
  • ダウン

など、学校の練習や外周コースなどの全てにおいて使えます。

トラック用シューズ

トラックで走る際、

  • 800m以上:厚み25mm以下

という規定があり、競技前はシューズの厚みを測られる事になります。

そのため、普段練習で使っているアップ用シューズやロード用シューズは使えません。

基本的には、陸上スパイクで走る事になります(スパイクのピンは、トラック用にして)。

しかし、中には薄底25mm以下のレーシングシューズであれば、履いて走ることも可能です。

※事前に、靴底の厚みを確認することを忘れずに!
チームメイトで、実際「そのシューズでは失格になるよ」と、大会当日に注意を受けている子、何人もいます。

ロード用シューズ(レーシングシューズ)

駅伝やロードレースで使用するシューズです。

TVで中継されているレースでは、ほとんどの人が厚底シューズを履いています。

前足部での着地(フォアフット走法)がしやすく、反発力も抜群です。

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ただ、先ほどお話しした通り、薄底シューズもあります。

着地した時の不安定さが苦手だったり、接地感を得やすいシューズがいいという方には薄底がオススメです。

陸上部の長距離用シューズの選び方

  • サイズ
  • レベル
  • 走りやすさ

に合わせて選びましょう。

サイズ

うちの子は、はじめこのサイズ選びで失敗しました。
足の指を考えておらず、常にマメができる指があったんです。

足の指の形は、大きく分けて

  • エジプト型・・・親指が一番長い
  • ギリシャ型・・・人差し指が一番長い
  • スクエア型・・・大体の足の指の長さが揃っている

などがあります。

シューズは、足の指の長い部分に合わせるのが基本です。

かかとだけを見ず、つま先まで履いた感じを触ってみましょう。

大きく感じる場合は、中敷や紐の結び方で調整してみるのも方法です。

レベル

初心者は、いきなり長い距離を走ると怪我をしやすくなります。

疲労骨折というのも、陸上部長距離ではよくあります。

まずは、クッション性の高いシューズを選び、足にかかる衝撃や負担をできるだけ軽減させるのがオススメです。

上級者になってくると、グリップ力や軽いシューズなど、スピードを意識したシューズを選びましょう。

走りやすさ

初心者の場合、まずは最初から高いシューズを選ばず、履き潰す勢いで色々なシューズを試すのがオススメです。

その上で、好みのメーカーというのも出てきます。
  • asics
  • mizuno
  • NIKE
  • adidas
  • New Balanc
  • PUMA
  • HOKA

など、それぞれ履いて走ってみると分かる特徴・走りやすさがあります。

走りやすさは、その子それぞれ異なるので、最初から高級な靴を選ぶよりも、好みを知るために色々履いてみるのがいいでしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?

陸上部長距離で、こんなにシューズが必要だとは思いませんでした。

うちの子は、1年間で5足購入しました。

中でも、アップ用シューズ(トレーニングシューズ)は、消耗が激しいです。

最初は、ワゴン内のセール品としてあった3千円ちょいのシューズを選びましたが、自分の走りやすいシューズが分かってきた今は、1万円ちょいのシューズを選んでいます。

ただ、陸上部でも2万円以上した・・・というシューズを履いている子もいます。

ですが・・・、「消耗品である」ということは忘れずに、自分にあったシューズを選ぶのがいいでしょう。

陸上シューズ専門店というのも都心部にはあり、そういった店舗に行くと、専門的な目から足の形をしっかり見てもらえ、
「合うシューズはここら辺がいいと思うけど、どれが好き?」
といった感じで、目的(何用シューズなのか)と合わせて選ぶことも可能です。

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