ボクシングのチャンピオンのイメージ

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God of War(戦いの神、闘神)と呼ばれているプロボクシングミドル級の世界最強ボクサーといえばゲンナジー・ゴロフキンです。今回はそのゴロフキンに迫りたいと思います。

ゴロフキンは2006年のプロデビュー以来、とんでもないKO率で強敵をマットに沈めてきたチャンピオン。2022年にはコロナの影響で延期となっていた村田諒太さんとの一戦が待っており、日に日に注目度が上がっています。

では、ゴロフキンの強さの理由や握力!戦績や国籍等のwikiプロフィール!と題して、ゴロフキンの気になる話題を徹底解説していきます。

ぜひ最後までお付き合いください。

ゴロフキンの強さの理由

プロボクシングキャリアの中で“実質無敗”とも言われているゴロフキン、戦績はまさに完璧としか言いようがありません。そんな強さの秘密とは…

元プロボクサーでYouTuberの細川バレンタインさんによると「全てが超人」「ハンマーパンチ!(金づちと同じ、パンチが強い)」「顎がGショック!(打たれ強い)」と分析しています。

さらに、ジョー小泉さんは「身体能力が高く、タフな強打者」「強みは引き出しの多さ(相手によって戦法を変える)」と評価していました。(※スポーツ報知

そして、2013年にゴロフキンと戦った石田順裕さんは「次元が違った。(略)ジャブはモーションがなく、見えにくく、石のように硬かった」「神懸かった強さを感じました」と言われています。(※BOXING NEWS

石田順裕さんのキャリア唯一のKO負けの相手がゴロフキンでした。そりゃハンマーでガツンと殴られれば痛いですよね笑

とにかく、とんでもなく強いということがよくわかります。

ゴロフキンの握力

ゴロフキンの驚異的な握力に、ヘビー級ボクサーが悲鳴を上げています!

具体的な数値については公表されていません(計る必要がない?)が、超人的であることは間違いありませんね。

ちなみに、角界の握力横綱は宇良関だそうです。(100kg超!)

もしかすると、ゴロフキンもいい勝負かもしれませんね。

ゴロフキンの戦績

ゴロフキンのこれまでの主な戦績をかいつまんでご紹介します。

アマチュアでは2004年アテネオリンピックで銀メダルを獲得。2006年にプロデビューし41勝1敗1分(36KO勝ち)という成績が残っています。(※2022年4月現在)

  • 2006年:○KO vs.ガボル・バログ(プロデビュー戦)
  • 2010年:○KO vs.ミルトン・ルネス(WBA世界ミドル級王座)
  • 2011年:○KO vs.ラジュアン・サイモン(WBA防衛・IBO王座獲得)
  • 2014年:○KO vs.マルコ・アントニオ・ルピオ(WBA・WBC世界ミドル級統一戦)
  • 2015年:○TKO vs.デイビッド・レミュー(WBA・WBC・IBF世界ミドル級統一戦)
  • 2017年:○判定 vs.ダニエル・ジェイコブス(WBA・WBC・IBF世界ミドル級統一戦)
  • 2017年:△判定 vs.サウル(カネロ)・アルバレス
  • 2018年:●判定 vs.サウル(カネロ)・アルバレス
  • 2019年:○判定 vs.セルゲイ・デレフヤンチェンコ(IBF・IBO世界ミドル級王座)

ゴロフキンの国籍や年齢等のwikiプロフィール

ゴロフキンの国籍

ゴロフキンの国籍はカザフスタン共和国です。ボクシングの情報サイトBoxRecなどで確認ができます。

カザフスタンは中央アジアにある旧ソビエト連邦の国で、1991年のソビエト連邦解体後に独立を宣言しています。

ちなみに、ゴロフキンのお名前はカザフ語では「 Геннадий Геннадьевич Головкин」と表記されます。また、ゴロフキンは現在、米ロサンゼルスにお住まいだそうです。

ゴロフキンの年齢や誕生日(生年月日)

ゴロフキンは1982年4月8日生まれ、2022年の誕生日で年齢は40歳となります。

40歳の誕生日の次の日にはこちらの大イベントが待っています。

ちなみに同じ1982年生まれのプロボクサーといえば、日本では山中慎介さん!

山中慎介さんは元WBC世界バンタム級王者ですが、2018年に引退されています。同年代のゴロフキンが現在も現役で世界最強と言われていることに驚きますよね。

ゴロフキンの身長

ゴロフキンの身長は179cmです。

写真右は伝説の世界王者マービン・ハグラー!

2021年3月、ハグラーが亡くなった時の追悼ツイートですね。ハグラーの身長は173cmでしたので、こんな身長差となります。

ゴロフキンの体重

ゴロフキンはデビュー以来ミドル級で戦っており、計量時には72.5kgにきっちり合わせてきています。

普段の体重については不明ですが、デビュー以来15年以上キープしているわけですから、スゴすぎます。

ゴロフキンの血液型

ゴロフキンの血液型についての情報は見つけることができませんでした。

プロボクシングの世界チャンピオンにはB型が多い…なんてことが言われています。「個性的で好奇心が旺盛」といったイメージのあるB型ですが、どこかボクシングに通じるところがあるのでしょうか。

ゴロフキンの発言などからはあまりB型っぽさは感じられないのですが。

ゴロフキンのwikiプロフィール

  • 名前:ゲンナジー・ゴロフキン(英表記:Gennadiy Golovkin)
  • ニックネーム:GGG(トリプルG)
  • 年齢:40歳(2022年4月現在)
  • 出身:カザフスタン、カラガンダ州
  • 階級:ミドル級
  • リーチ:178cm

ゴロフキンの経歴

ゴロフキンが生まれたのはカザフスタンのカラガンダ州。石炭産業の町だそうで、ロシア出身の父親も炭鉱夫でした。

母は韓国系、ゴロフキンは双子で上には兄が2人という4人兄弟。

ボクシングライターの宮田有理子さんはスポーツ報知の記事でこちらのように書かれています。

労働者の街で「子供の社会も楽じゃない」とケンカに明け暮れた。8歳の時。「ボクシングを学ぶんだ」とセルゲイ(兄)にジムへ導かれたゴロフキンは、自らの拳に授かった力を知る

ロシア軍に従軍した兄2人はソ連崩壊〜国家独立の混乱の中、亡くなります。残されたゴロフキンは生きる道をボクシングに求めました。

2003年には世界選手権を制し、翌年アテネ五輪で銀メダルを獲得。2006年にプロデビューを果たします。

圧巻の「The 1st KO」がこちら。

その後も連戦連勝。2010年に渡米しトレーナーのアベル・サンチェスとプロモーターのトム・ロフラーと出会ったことで、再び大きく運命が動きます。

2010年8月にWBA世界ミドル級タイトルマッチが組まれ1ラウンドKOで見事に王座を奪取。

以降、2018年にサウル(カネロ)アルバレスに判定で敗れるまで、世界タイトルを防衛し続けました。(※判定についてはさまざまな見方があり、実はゴロフキンが勝っていたとする人もいます)

2019年にはセルゲイ・デレフヤンチェンコを判定で葬り、IBF・IBOミドル級王者に。ゴロフキンはミドル級の一時代を築いた偉大なチャンピオンであることは間違いありませんね。

まとめ

今回はゴロフキンの強さの理由や握力!戦績や国籍等のwikiプロフィール!と題してお送りしてまいりました。

  • ゴロフキンは超人的なパンチ力と打たれ強さを持つミドル級現役最強のチャンピオンです。
  • 握力の具体的数値は不明ですが100kg超の可能性があります。
  • 2006年にプロデビューし41勝1敗1分(36KO勝ち)という成績を残しています。(2022年4月現在)
  • カザフスタン出身で米ロサンゼルス在住。1982年4月8日生まれ。2022年の誕生日で40歳となります。

という結果となりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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