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今回は今後さらなる出世が期待されているモンゴル出身の大相撲力士霧馬山(きりばやま)関をご紹介したいと思います。
力士としてはやや細身にも感じますが、手足の長さや粘り強い足腰が身上。近年じわじわと存在感を増しており、夢の幕内最高優勝を視野に日々稽古を重ねています。
一方、土俵を降りれば、素朴で穏やかな受け答えやかわいい笑顔が魅力的。女性人気が高い力士でもあります。
では「霧馬山の兄弟や母親・父親等の家族!性格や由来等のwikiプロフィール!」と題し、霧馬山関について詳しく解説していきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
Table of Contents
霧馬山の兄弟
こちらは2019年、新十両を決めた当時の霧馬山関です。笑顔が素敵ですね。
<新十両霧馬山>入門の際、関取になるまで故郷のモンゴルに帰らないと師匠と約束していました。やっと里帰りできます。昇進が決まり、モンゴルにいる母に電話で報告すると泣いて喜んでいました、と語りました。#sumo #相撲 pic.twitter.com/Lz8WJbPLc5
— 日本相撲協会公式(九州場所まで あと4日!) (@sumokyokai) January 30, 2019
そんな霧馬山関には兄と妹がいます。
お名前や年齢差など詳しいことは明かされていませんが、2018年11月場所前に霧馬山関を激励するために来日されたそうです。
約4年ぶりの再会となり、霧馬山関のちょんまげ姿に驚いていたのだとか。
その後の取組から調子が良くなったと話していて、兄妹仲が良いことがうかがえますね♪
(参考:日刊スポーツ・新十両霧馬山が師匠の約束守り関取でモンゴル里帰り)
霧馬山の母親
霧馬山関の母親はエンフゲレルさんといい、モンゴルで看護師をしています。
報道によると2022年現在、49歳。23歳の時に霧馬山関を出産しました。
2019年にGINZA SIXで行われたイタリアのジュエリーブランド「MIMI(ミミ)」の図柄を使った新化粧まわし贈呈式があったのですが、その時に霧馬山関とご両親がそろって出席しました。
#母の日 霧馬山からお母様に感謝を。花束とイタリアのジュエリー ブランド MiMiのネックレスをプレゼント。
— 🇲🇳ミスターモンゴルTakepn (@Morinhoor) May 11, 2019
(写真 先日の化粧回し贈呈式) pic.twitter.com/zDPYN1bQrR
その時に、母・エンフゲレルさんは「(霧馬山関には)横綱になってほしい」という願いを話しています。
新十両昇進が決まった時に霧馬山関が報告の電話をした時には泣いて喜んだという母・エンフゲレルさん。
かわいいわが子が自分の元を離れて海外でがんばっていることは、誇らしい反面、様々な気持ちがあるのではないでしょうか。
そんな中での吉報、喜びもひとしおだったに違いありません。
(参考:産経フォト・霧馬山、家族に恩返し誓う 陸奥部屋で会見、スポーツ報知・モンゴル出身の十両・霧馬山に新化粧まわし、羊など1500頭飼う両親も祝福、日刊スポーツ・新十両霧馬山が師匠の約束守り関取でモンゴル里帰り)
霧馬山の父親
霧馬山関の父親はビャンブチュルンさんといい、モンゴルで遊牧生活を営んでいます。
モンゴルの首都・ウランバートルから東に約600㎞離れたドルノド県で羊・牛・ラクダなど約1500頭を飼う遊牧生活を送っているビャンブチュルンさん。
霧馬山関も幼いころから父・ビャンブチュルンさんを手伝っていたそうです。
写真で見ると父・ビャンブチュルンさんも恰幅が良く、堂々たる風格!
日本にも度々訪れていて、「もっと頑張ってほしい」とエールを送っています。
(参考:スポーツ報知・モンゴル出身の十両・霧馬山に新化粧まわし、羊など1500頭飼う両親も祝福)
霧馬山の家族
前項でご紹介してきた通り、霧馬山関は父・ビャンブチュルンさん、母・エンフゲレルさん、兄、妹の5人家族です。
みなさんモンゴルで生活しています。
霧馬山関が部屋入りした時に、師匠の陸奥親方と「関取になるまでモンゴルに帰らない」と約束したものの、肘のケガなどで低迷していた時には「なんでそんな約束をしてしまったのだろう」と悔やむこともあったのだとか。
それを知ってか知らずか、2018年11月の九州場所前にはるばるモンゴルから家族全員で霧馬山関のもとへ来日したことは、家族仲の良さ、絆を感じるエピソードですよね。
霧馬山関の家族はとても仲の良い家族だと言えますね。
(参考:産経フォト・霧馬山、家族に恩返し誓う 陸奥部屋で会見)
霧馬山の性格
子どもに合わせて屈んでくれる優しい霧馬山関✨️ pic.twitter.com/Q410NtELll
— 織田綾子 (@ayako_oda) October 6, 2022
霧馬山関の性格は「優しい」、「控え目」、と評されることが多いようです。
ストレートに「優しい」と評したのは師匠・陸奥親方。
日頃から霧馬山関のあらゆる面を見て過ごしている親方の言うことですから、的を射ていると思って間違いないでしょう。
入門のきっかけが「強くなって親孝行したかった」という部分にも優しさがにじみでています!
また、陸奥部屋のタニマチ筋からは「性格穏やかで、闘志を前面に出すことがない」といった声も。
(参考:産経フォト・霧馬山、家族に恩返し誓う 陸奥部屋で会見、陸奥部屋ホームページ・部屋紹介、日刊ゲンダイ・遊牧民出身の霧馬山 強みはアントニオ猪木ばりの二重関節)
霧馬山の由来
モンゴル出身の力士は名前に<馬>を付けたがる。その理由は?🐴🐴🐴
— 🇲🇳ミスターモンゴルTakepn (@Morinhoor) April 28, 2019
1)馬のような馬力がほしい
2モンゴルといえば馬
3)モンゴル人にとって馬は1番身近な存在
·千代翔馬
·日馬富士
·白馬
·霧馬山 pic.twitter.com/BJCtBjazxk
霧馬山関の四股名の由来についても調べてみました。
陸奥部屋の師匠、元大関・霧島から「霧」の字を、故郷モンゴルで幼いころから慣れ親しみ、大好きな動物でもある馬から「馬」の字をとってつけられたのが「霧馬山」という四股名となります。
美しい景観が目に浮かぶような四股名、周りからの評判も上々なようですよ。
(参考・2019年春場所 新十両紹介)
霧馬山の年齢や身長等のwikiプロフィール
霧馬山の年齢や誕生日(生年月日)
<誕生日ツイート>
— 日本相撲協会公式(九州場所まで あと4日!) (@sumokyokai) April 24, 2022
本日4月24日は、霧馬山26歳の誕生日です。
霧馬山プロフィール→https://t.co/rfaDybPKT9
#sumo #相撲 #誕生日 #霧馬山 pic.twitter.com/Psb3k4vFux
霧馬山関は1996年4月24日生まれの26歳です。(2022年10月現在)
日本出身力士史上1位のスピード出世で大関に昇進した貴景勝関も、同じ1996年生まれなんですよ。
こちらは2022年9月場所の同級生対決の様子。
<九日目の様子>
— 日本相撲協会公式(九州場所まで あと4日!) (@sumokyokai) September 19, 2022
幕内取組
霧馬山(6勝3敗) 寄り倒し 貴景勝(6勝3敗)#sumo #相撲 #九月場所 #秋場所 pic.twitter.com/jmRwgkvME7
結果は霧馬山の完勝。
同学年力士の戦い、今後も楽しみにしたいですね。
(参考:日本相撲協会・力士プロフィール 霧馬山)
霧馬山の身長
霧馬山関の身長は185㎝です。(2022年10月現在)
幕内力士の平均身長は183.3㎝とされているので、平均よりも高い身長にということになりますね。
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基本的には力士にとって体は大きければ大きいほど有利になるので、そういった意味で霧馬山関は恵まれた身長だと言えます。
(参考:日本相撲協会・力士プロフィール 霧馬山、日刊スポーツ・関取の身長・体重発表)
霧馬山の体重
霧馬山関の体重は138㎏です。(2022年11月確認)
幕内力士の平均体重は157.3㎏ということなので、平均より20㎏も軽いことになりますね。
身長は平均より高く、体重は平均より軽いことから、霧馬山関は力士のなかで細身であると言えます。
部屋入り後から増量は常に課題となっていた霧馬山関ですが、当時の先輩力士(現・陸奥部屋年寄)の鶴竜から食事指導を受けたことで着実に体づくりに励み、入門時は94㎏だった体重を40㎏増量しました。
まだまだ増量に前向きに取り組んでいるようです。
小結霧馬山9月に両鼻手術受けていた「詰まって起きることもなくなった」九州場所出場に支障なし – 大相撲 : 日刊スポーツ https://t.co/3goVBUYNxo
— ニッカン★バトル (@nikkan_battle) November 8, 2022
(参考:日本相撲協会・力士プロフィール 霧馬山、日刊スポーツ・関取の身長・体重発表、スポニチ・霧馬山 新入幕は鶴竜のお陰、日刊ゲンダイ・遊牧民出身の霧馬山 強みはアントニオ猪木ばりの二重関節)
霧馬山の出身地
<豊昇龍と霧馬山>
— 日本相撲協会公式(九州場所まで あと4日!) (@sumokyokai) June 3, 2022
ともにモンゴル出身、よきライバル#sumo #相撲 #引退相撲オフショット pic.twitter.com/zsI8pPLoP1
霧馬山の出身地はモンゴルのドルノド県です。
モンゴルでいちばん平地の面積が大きく、遊牧民の生活圏としては絶好なのではないでしょうか。
首都・ウランバートルから東に約600㎞離れた場所に位置していることもあって、国内外へのアクセスに苦労する地域でもあります。
たやすく帰郷できる場所ではないからこそ、霧馬山関は覚悟を決めて修行に励み、強くなっていったのでしょう。
前述した家族の来日エピソードが、ますます尊く感じるのは私だけではないはず!
(参考:日本相撲協会・力士プロフィール 霧馬山、セーブザチルドレン・【モンゴル】東部ドルノド県から、MONTSAME・ドルノド県 )
霧馬山の血液型
霧馬山の血液型はO型です。
実は、2020年に行われた献血で明らかになったのだとか…
<献血>
— 日本相撲協会公式(九州場所まで あと4日!) (@sumokyokai) February 12, 2020
献血後、ボランティアで協力している愛国高校インターアクト部の学生さんから一足早いバレンタインチョコをもらう霧馬山。#sumo #相撲 #献血 pic.twitter.com/gKENx4HNhn
元々は、A型だと思っていたそうですよ!
最近では、小さなころに検査した血液型は大人になってから異なることもあると言われていますよね。
思わぬ形で判明した血液型、当の霧馬山もおどろいたことでしょう…(笑)
(参考:スポーツ報知・霧馬山が献血で血液型判明)
霧馬山のwikiプロフィール
【9月9日発売】【日本で力士になるということ】
— 【琴剣イラスト集&大相撲書籍】ホビージャパン大相撲公式アカウント(仮) (@hjgu_sumo) August 16, 2022
3人の友と来日し、陸奥部屋でトライアウト。友人が心折れる中、1人残って過酷な道を選んだ #霧馬山。笑顔も多くみせてくれたインタビュー。モンゴルの生活、文化などを熱く語っていただきました。#大相撲 #sumo #相撲https://t.co/2J8viMZI66 pic.twitter.com/gB6uxHNZDT
- 本名:ビャンブチュルン・ハグワスレン
- 年齢:26歳(2022年11月現在)
- 出身地:モンゴル、ドルノド県
- 好きなアーティスト:長渕剛
- 好きな食べ物:焼肉、モンゴル料理
- 所属:陸奥部屋
(参考:日本相撲協会・力士プロフィール 霧馬山、サンスポ・ダークホース霧馬山が大関正代を撃破)
霧馬山の経歴
霧馬山関は、1996年4月24日、モンゴルのドルノドで遊牧民のお子さんとして生まれました。
三兄妹の真ん中に生まれ、遊牧民の父・ビャンブチュルンさんと看護師の母・エンフゲレルの元で、父の手伝いをしながらモンゴルの雄大な自然の中で育ちます。
手伝いの一つとして30キロのおけを水場まで抱えるなど、自然と足腰が鍛えられる環境にいたことが、霧馬山関の体の素地をつくりました。
10代のころはバスケットボールとモンゴル相撲に励む日々を送ります。
2015年、18歳のときに知人の紹介で陸奥部屋のテスト生として来日。
当初、外国人力士を入門させることには消極的だった陸奥親方ですが、先輩力士を投げ、足腰の強い粘りある霧馬山の相撲を見てその方針を変えます。
晴れて陸奥部屋に入門した霧馬山は、2015年5月に初土俵。
2016年には左脚靱帯損傷という大怪我に見舞われますが、驚異の回復力ですぐに復帰。2019年1月に十両昇進、翌20年には新入幕を果たしました。
現在では幕内上位に定着。さらなる昇進、大関〜横綱を目指して奮闘中です。
(参考:文芸春秋2021年11月号掲載・【佐藤祥子の「力士、燃ゆ」】霧馬山(陸奥部屋)―モンゴルの大草原で育った朴訥な青年、2019年春場所 新十両紹介、日刊ゲンダイ・遊牧民出身の霧馬山 強みはアントニオ猪木ばりの二重関節)
霧馬山の成績
皆さんおはよう御座います。久しぶりにまわしつけました^_^ pic.twitter.com/Mok4duaDCr
— KRS71 (@KRS71official) November 7, 2022
それではここから、霧馬山関の番付の推移を見ていきましょう。
- 2015年7月場所 序ノ口
- 2015年9月場所 序二段
- 2015年11月場所 三段目
- 2016年1月場所 幕下
- 2019年3月場所 新十両
- 2020年1月場所 新入幕
- 2021年11月場所 新小結
- 2022年1月場所 前頭筆頭
- 2022年3月場所 前頭四枚目
- 2022年5月場所 前頭二枚目
- 2022年7月場所 前頭筆頭
- 2022年9月場所 小結
鶴竜親方との稽古で技に磨きをかけてさらなる躍進を遂げてほしいと思います!
(参考:日本相撲協会・力士プロフィール 霧馬山)
まとめ
今回は「霧馬山の兄弟や母親・父親等の家族!性格や由来等のwikiプロフィール!」と題してお送りしてまいりました。
- 霧馬山関には詳細は明かされていないものの、兄と妹がいる
- 母親はエンフゲレルさん、父親はビャンブチュルンさん
- 父、母、兄、妹の5人家族
- 性格は優しくて穏やか、控えめで、家族思い
- 四股名の由来は、師匠の元大関・霧島から「霧」、モンゴルで親しまれている動物「馬」からきている
- モンゴル・ドルノド県出身。1996年4月24日生まれの26歳(2022年11月現在)
という結果になりました。
「家族の助けになりたい」と、故郷モンゴルを離れ力士となった霧馬山関。その覚悟の強さが、今の霧馬山関の強さをつくっていることは間違いありません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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