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今回はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中の若手力士琴ノ若(ことのわか)関の家族関係についてご紹介していきたいと思います。
琴ノ若関は相撲一家に生まれ恵まれた環境ですくすく育つと、父親譲りの立派な体格を生かして高校時代から大活躍。2016年の角界デビュー後も順調に番付を上げ、末は大関〜横綱か?と将来を期待される若手有望株です。
ただ、ご家族はみなさん大相撲関係者なので、説明しようとすると同じ呼び名がいくつも登場。ちょっとわかりにくかったりもします。
そこで、琴ノ若の父や兄弟!祖父や母等の家族!先代の師匠は誰?と題し、琴ノ若関の家族関係を改めて整理してみました。
ぜひ最後までお付き合いください。
Table of Contents
琴ノ若の父
琴ノ若関の父、つまり先代の元関脇・琴ノ若は現在の佐渡ヶ嶽親方です。琴ノ若関は佐渡ヶ嶽部屋に所属する力士ですから、力士という立場からみると佐渡ヶ嶽親方は師匠というわけですね。
父親である現佐渡ヶ嶽親方は本名・鎌谷満也さん。1968年5月15日生まれで年齢は54歳(2022年12月現在)。現役時代は長身のイケメン力士として鳴らし、殊勲賞2回、敢闘賞5回を獲得するなど幕内上位で活躍されました。2005年に引退されています。
引退後に佐渡ヶ嶽部屋を引き継ぎ第13代佐渡ヶ嶽親方となっています。現在でも十分カッコいい方なのですが、現役時代には“ハンサム力士”の代表格。女性に大変人気があったそうです。
佐渡ヶ嶽親方は現役時代の1996年に先代の佐渡ヶ嶽親方の長女・真千子さんとご結婚され、翌年に琴ノ若関が誕生しました。
ちなみに、親子関取というと…
- 父・増位山(最高位大関):増位山(長男、最高位大関)
- 父・栃東(最高位関脇):栃東(次男、最高位大関)
- 父・鶴ヶ嶺(最高位関脇):逆鉾(次男、最高位関脇)、寺尾(三男、最高位関脇)
- 父・貴ノ花(最高位大関):若乃花、貴乃花(長男、次男、ともに最高位横綱)
- 父・貴闘力(最高位関脇):王鵬(三男、現役)
(※しこ名は現役時代)
といった方たちが代表的です。みなさん父親と同じか父親よりも上の番付まで出世されているんですね。琴ノ若関は今後どこまで出世するんでしょうか?
琴ノ若の兄弟
琴ノ若関に兄弟はおらず一人っ子です。2015年の琴ノ若関入門を伝える当時のスポニチの記事『佐渡ケ嶽親方の長男が入門!』に記載があります。
「佐渡ヶ嶽親方(元関脇・琴ノ若)の現役時に一人っ子の長男として生まれ〜」とあります。
ちなみに、現在の角界で兄弟というと、“大波三兄弟”が大きな話題となっています。若隆元、若元春関、若隆景関とみなさん荒汐部屋の力士として活躍されていますね。相撲でもやっぱり血統が大事なのでしょうか笑
琴ノ若の祖父
琴ノ若関の祖父、つまり先代琴ノ若の父親は元横綱・琴櫻です。
琴ノ若関がお生まれになったのは1997年。琴櫻は1974年にすでに現役を引退されており、佐渡ヶ嶽部屋を継承していました。幼少期にはそんなおじいちゃんの隣が定位置だったというエピソードもあります。
また、大関以上に出世すれば琴櫻に襲名すると、小学生の頃にすでに約束されていたのだとか。
琴櫻が現役時代に使用していた化粧まわしは、鳥取県倉吉市の琴櫻記念館に保管されているそう。琴ノ若関が受け継ぐ日が早く来るといいですね。
琴ノ若の母
琴ノ若関の母、つまり佐渡ヶ嶽部屋のおかみさんは真千子さん。横綱・琴櫻の長女です。
琴ノ若関の父、現佐渡ヶ嶽親方は結婚後、婿養子として鎌谷家に迎えられました。ということで、先代の琴ノ若は現役引退後に佐渡ヶ嶽部屋を継ぎ、真千子さんは部屋のおかみさんとなっています。
佐渡ヶ嶽親方のイケメンぶりに真千子さんがハートを射抜かれたのかどうかは定かではありませんが、父親が元横綱・琴櫻ですから、日常的に相撲・力士と距離が近かったことは想像できます。
2016年の琴奨菊(現秀ノ山親方)の初優勝の際には、遅咲きの琴奨菊を父・琴櫻と重ね合わせ
「父のあの優勝(※1972年九州〜翌年初で連続優勝)は私が生まれた直後で、ダメ大関のまま(※場所後に横綱昇進)では娘がかわいそうだと思って奮起したと聞いた。琴奨菊も父と同じだと思う」(※日本経済新聞)
と語っていました。相撲部屋のおかみさんにはなるべくしてなったのかな?という印象を受けますね。
琴ノ若の家族
琴ノ若関はご両親との3人家族。ですが、相撲取りとしては、父は部屋の師匠であり、母はおかみさんということになります。
琴ノ若関の入門時、それぞれこちらのようにコメントしています。
- 父・佐渡ヶ嶽親方「入門すれば親子でなくなる。他の弟子以上に厳しくしたい」
- 息子・琴ノ若関「自分は自分。切り替わっている」
- 母・真千子「自宅の部屋には絶対入れさせない」
家族といえども、一般的な親子関係とはまるで違うようです。
親子ともみなさん優しそうな顔立ちをされていますが、精神的にはなかなか硬派なんですね。佐渡ヶ嶽部屋の朝稽古の様子がこちら。確かに厳しそう…
とはいえ、2019年に琴ノ若関が十両昇進&琴ノ若襲名(※それ以前は琴鎌谷)を発表した際にはこの表情。父親の顔になってませんか?
琴ノ若の先代の師匠
ではここで、先代の佐渡ヶ嶽親方、第53代横綱・琴櫻についてご紹介しておきましょう。現役時代は荒々しい突進相撲から“猛牛”と呼ばれた名力士でした。玉の海、北の富士、輪島と同時期に横綱を務めています。
遅咲きで横綱昇進は32歳の頃。またケガや年齢的な問題もあり、横綱在位は8場所と短命に終わっています。
引退後は佐渡ヶ嶽親方として若手の育成に力を注ぎ、たくさんの記憶に残る名力士を育て上げました。
こちらは大関・琴風。
そして、最強の関脇と呼ばれた琴錦。
その他、琴欧州、琴光喜、琴奨菊らが後に大関まで出世しています。そんな名横綱・名親方として相撲界を盛り上げた先代佐渡ヶ嶽親方ですが、2007年に惜しまれつつ他界されました。
ですがそのDNAは現佐渡ヶ嶽親方、琴ノ若がしっかりと受け継いでいます。
まとめ
今回は琴ノ若の父や兄弟!祖父や母等の家族!先代の師匠は誰?と題してお送りしてまいりました。
- 琴ノ若関の父親は元関脇・琴ノ若の佐渡ヶ嶽親方です。
- 母親は先代佐渡ヶ嶽親方の長女、真千子さんです。
- ご兄弟はおらず一人っ子です。
- 祖父は元横綱・琴櫻の先代佐渡ヶ嶽親方です。
という結果となりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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