相撲三兄弟

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今回は大型力士にも一歩も引かない真っ向勝負が魅力、大相撲荒汐部屋の若隆景(わかたかかげ)関をご紹介したいと思います。

若隆景関は新関脇で迎えた2022年春場所、自身初となる幕内最高優勝を達成。同年の年間最多勝にも輝きました。小兵ながら腰の形がぴたりと決まった玄人好みの相撲に磨きがかかり、今後さらなる躍進が期待されています。

一方、そのイケメンぶりからファンも多く、どんなプロフィールをお持ちなのか気になる方も少なくないようですね。

では、若隆景は双子でイケメン?成績や出身高校等のwikiプロフィール!と題して、若隆景関について詳しく解説していきます。

ぜひ最後までお付き合いください。

若隆景は双子?

すでにご存じの方もおられるかと思いますが、若隆景関は3兄弟の三男。3人とも力士なので“大波三兄弟”として知られています。

  • 長男:大波渡(しこ名:若隆元、1991年12月29日生まれ)
  • 次男:大波港(しこ名:若元春、1993年10月5日生まれ)
  • 三男:大波渥(しこ名:若隆景、1994年12月6日生まれ)

※3人とも荒汐部屋に所属

ということで、みなさん年齢は離れており双子ではありません。ただ、映像でご覧いただくとおわかりの通り、顔立ちがそっくりですよね。“もしかすると双子では?”と思う方もいらっしゃるようです。

しこ名の由来も“三本の矢”で知られる戦国武将・毛利元就の3兄弟(毛利隆元、吉川元春、小早川隆景)。3兄弟で力を合わせて頑張れ!という思いが込められています。

今でこそそんな勇ましいお名前をお持ちの3兄弟ですが、少年時代はこんな感じ。どれが若隆景関かわかりますか?


(※一番左が若隆景関)

日刊スポーツの記事『“三男坊”若隆景V』によると、長兄・若隆元は小さい頃から面倒見がよく、弟の親代わりだったとか。若隆景関が中学〜高校時代には若隆元が携帯電話代を肩代わりして支払っていたというエピソードもあります。

相撲界での出世は年齢とは逆の順番なのですが、3本の矢のごとく力を合わせて切磋琢磨してきた結果がたまたまこうした形となって表れているんですね。

また、こちらの荒汐部屋公式サイトの2017年の記事に3兄弟の対談が掲載されており、仲良しぶりがよく分かる内容になっています。興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。

若隆景はイケメン

SNSにはたくさんの「若隆景イケメン!」という投稿があることからもわかる通り、若隆景関はイケメン力士として人気を博しています。

筋肉質で引き締まった肉体と鋭い取り口、さらに土俵上の気合のこもった表情などから、かつての大横綱・千代の富士を思い起こす方も少なくないようですね。

とはいえ、今どきのたとえでは「尾上松也さん」「石橋凌さん(若い頃?)」に似ているといった声もありました。

こちらは尾上松也さん。目の感じや口元が似ている気も…


(池上夢貢インスタ@mk282828_より)

いずれにせよ魅力たっぷり。番付がさらに上がれば、人気が大爆発するのは間違いないでしょう。

若隆景の成績

若隆景関のこれまでの主な成績をごく簡単にご紹介します。ちなみに高校時代には中量級で日本一、大学時代には全国学生相撲選手権団体優勝に貢献するなど、素晴らしい成績を収めています。

  • 2017年5月場所:7勝0敗(三段目優勝)
  • 2018年1月場所:7勝0敗(幕下優勝)
  • 2018年5月場所:8勝7敗(新十両)
  • 2020年7月場所:10勝5敗(新入幕)
  • 2021年3月場所:10勝5敗(技能賞)
  • 2021年5月場所:9勝6敗(技能賞)
  • 2021年7月場所:5勝10敗(新小結)
  • 2022年3月場所:12勝3敗(新関脇、幕内優勝・技能賞)
  • 2022年9月場所:11勝4敗(技能賞)

若隆景の出身高校

若隆景関の出身高校は福島県の松韻(しょういん)学園福島高等学校、通称学法福島高校です。大波三兄弟はみなさんこちらを卒業されています。

2018年、新十両で勝ち越した際には母校の学法福島から化粧まわしを贈られました

学法福島公式サイトのニュースには「本校から初めて、本県としても8年半ぶりの関取誕生」との記載があります。

相撲部の主将だった若隆景関は2012年当時、相撲大会で大暴れされました。全日本ジュニア体重別相撲選手権の中量級で優勝。(※ちなみに軽量級の優勝はのちの炎鵬関)さらに世界ジュニア相撲選手権では準優勝。やはり当時から強かったんですね。

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学法福島は学校法人松韻学園が運営する福島県福島市の私立高校。2018年の日刊スポーツの記事『学法福島・相曽「どすこい」実った相撲部入門』によると、学法福島野球部のエースで4番・相曽友輝さんがトレーニングため相撲部に短期入門したこともあるのだとか。若隆景関を生んだ相撲部は、さすが名門相撲部!

若隆景の年齢や身長・体重等のwikiプロフィール

若隆景の年齢や誕生日(生年月日)

若隆景関は1994年12月6日生まれで、年齢は27歳です。(2022年11月現在)日本相撲協会公式サイトの力士プロフィールで確認ができます。

ちなみに、阿炎関や炎鵬関とは同い年。また、高校時代の全国大会の結果を見ると、鳥取城北高等学校のイチンノロブさん、現在の逸ノ城関のお名前もありました。

そんなことを踏まえて本場所での対戦を見ると、ちょっと違った感じに見えてきませんか?

若隆景の身長

若隆景関の身長は181cmです。こちらも力士プロフィールに記載があります。

大波三兄弟はみなさんほぼ一緒くらいの身長なんですね。

若隆景の体重

若隆景関の体重は力士プロフィールでは132kgとなっていました。(2022年11月確認)

高校時代は90kg前後、入門当初でも114kgほどだったそう。大きな力士に力負けしないよう、かなり増量されたんですね。

それでも、2022年春場所で最後の最後まで優勝を争った高安関は体重が177kg。50キロ近くの体重差があったんです。(細身の女性一人分?)

若隆景の血液型

若隆景関の血液型はO型だそうです。日刊スポーツのニッカン式番付に記載があります。

同じ血液型O型の力士というと、幕内上位では貴景勝関、御嶽海関、隆の勝関、阿武咲関など、けっこうたくさんの方がいらっしやいました。

相撲の取り口に何か共通項があるかというと…ちょっと微妙笑

若隆景の出身地

若隆景関は福島県福島市のご出身です。実家は父親・政志さんが経営するちゃんこ若葉山

すっごい美味しそう!

2022年3月の地震では店の皿が100以上割れたという話も。ただ、お客さんから「若隆景の取組に勇気をもらっている。そんじょそこらの力士ではない。育ててくれてありがとう」と声をかけられたのだとか。うれしいですよね。

JR福島駅前のパブリックビューイングもエライことになってましたね。

若隆景のwikiプロフィール

  • 名前:若隆景渥(わかたかかげあつし【本名:大波渥】)
  • 年齢:27歳(2022年11月現在)
  • 出身:福島県福島市
  • 趣味:魚をさばくこと
  • 所属:荒汐部屋

若隆景の経歴

若隆景関が相撲を始めるのは7歳の頃。大波三兄弟の祖父は元小結の若葉山、父はその娘・文子さんと結婚した元幕下の若信夫(わかしのぶ)という相撲一家ですから、ごく自然な流れの中で相撲を始められたようです。

毎日新聞の記事『若隆景初優勝、地震に苦しむ福島沸く』によると父・政志さんは「体格は兄2人が勝っていたが、一番の負けず嫌いだった。前みつを取り頭をつける方法を教えると、どうやったら兄に勝てるか自分なりに工夫していた」と振り返っています。

2011年、東日本大震災に見舞われたのは若隆景関が高校1年生の時。すでに角界入りしていた長兄・若隆元の縁で荒汐部屋へと一時避難をされたそう。このときの経験も、その後の若隆景関に大きく影響したのだとか。

若隆景関は学法福島高校から東洋大学と進学。華々しい実績を残し、2017年兄2人が入門していた荒汐部屋の門を叩きます。

2017年春場所で初土俵を踏むと順調に出世。大波三兄弟では一番のスピードで番付を駆け上がっていきました。そして2022年春場所、ついに祖父・若葉山を上回る関脇に昇進します。

2022年初場所、関脇の御嶽海関が優勝し場所後大関に昇進。他の3役(隆の勝関、明生関、大栄翔関)が揃って負け越したための“飛び級”でしたが、そのチャンスを逃しませんでした。新関脇では12勝3敗という成績で幕内最高優勝を果たしました。

若隆景関には大横綱の北の富士さんや千代の富士の面影を見る方も少なくありません。となると、将来は横綱に?

これからどんな名力士となっていくのか興味津々ですね。

まとめ

今回は若隆景は双子でイケメン?成績や出身高校等のwikiプロフィール!と題してお送りしてまいりました。

  • 若隆景関は双子ではなく3兄弟。長兄・若隆元、次兄・若元春とともに荒汐部屋の力士です。
  • 出身高校は松韻(しょういん)学園福島高等学校、卒業後は東洋大学に進学されました。
  • 祖父・若葉山、父・若信夫という相撲一家に生まれ、大学卒業後に角界入り。順調に出世を果たしています。
  • 福島県福島市出身、1994年12月6日生まれの27歳です。(2022年11月現在)

という結果となりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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